腰椎分離・すべり症 骨盤底筋を働かすと改善が早い

腰椎分離・すべり症

腰椎分離症は、

器官損傷型の腰部疾患ですが、他に例を見ないほど、長期にかけて進行していきます。また、その途中で何度も急性腰痛を発症させ、その度に次のステージへとステップして行く厄介な疾患です。

腰椎分離症は初期段階を第一度分離症と規定し、第二度・第三度・第四度の四分類になっています。

腰椎すべり

さらに、第三度後半からは椎体のすべりが発生し、第三度後半から第四度の段階では両下肢に麻痺を伴う神経症状が起き、この段階では完全な手術対象となります。すべり角度は、15度単位で診ていきます。普通、すべり第二度まで来ると手術です。通常、第一度分離から手術段階まで平均的にみて約30年から40年のスパンです。しかしこれは、効果的な治療を受けなかった場合の話です。

腰椎分離症は、途中様々な痛みを劇的に発しますが、放っておいても、自然に解消する特徴があります。それゆえ、効果的な治療じゃなくても痛みが解消してくれ、治療者にとっては誠にありがたい疾患ですが、患者は将来の悲劇を背負うことになります。

腰椎分離は椎弓の関節突起間部で発生しますが、発生の仕方は二種類あります。つまりスコッチテリアの胴体の分離と首の分離です。胴体分離は中殿筋を中心とした痛み、もしくは中殿筋膜に起因する筋膜性腰痛症です。他方、首分離はほとんど胸腰筋膜に起因する筋膜性腰痛症です。

腰椎分離症の発症の背景は、

若年期に筋肉の運動キャパスティを越えるような負荷運動をすることにより骨に微小なキズが発生します。それがレントゲンではっきり確認された段階が第一分離です。したがって、腰椎分離は例外を除けば典型的なスポーツ障害から始まります。そして長い年月をかけて徐々に進行していきます。

腰椎分離症の施術

第一度や初期段階の第二度の痛みは早期に解消しますが、安定固定の為、1~2ヶ月は施術が必要で、治癒が見込まれます。

第三度後半や第四度の術後の痛みは、安定的な症状の固定をはかります。

腰椎分離・すべり症の治療

下肢筋群、中殿筋、深部脊柱起立筋群の筋整復

写真の説明はありません。

骨盤底筋から腰痛を治す

骨盤底筋は前は恥骨を介して腹直筋、背部は尾骨から脊柱起立筋とつながっている。骨盤底筋の働きが悪いと腰に影響するのはこのつながりから分かる。尾骨や仙骨から大腿骨につながっている股関節の重要な筋肉がある。つまり尾骨から恥骨に着く骨盤底筋の働きを良くするとまわりの腰や股関節に負担が軽減する。それには骨盤底筋の支点となる尾骨が固着していると骨盤底筋が働かないので、尾骨の可動性が重要になるということだ。

骨盤底筋がゆるむと股関節の位置が上がり骨盤と股関節の連動性が保たれなくなり、腰痛や股関節痛や膝痛につながる。

尾骨の固着を外し可動性と骨盤底筋の賦活の施術が尾骨整復術です。

http://aozora-youtsu.com/2021/04/post-0d9c.html


青い空のように

楽しいこと、好きなことが出来れば最高じゃん。 思いっきり楽しもうよ!思いっきり生きようよ! 元気な体で。 俺が手助けするよ。

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